「数学検定もあるんだぁ」

「数学検定もあるんだぁ」

先日、「漢検何級?」で日本漢字能力検定を調べましたが、国語が有れば、算数・数学もあるのかなぁ!?
と調べたら、実用数学技能検定公益財団法人日本数学検定協会で行われていることが分かりました。

実用数学技能検定・審査基準

種類 目安となる学年 検定料
数学検定 1級 大学程度・一般 7,800円
準1級 高校3年程度(数学Ⅲ程度) 6,700円
2級 高校2年程度(数学Ⅱ・B程度) 6,000円
準2級 高校1年程度(数学Ⅰ・A程度) 5,200円
3級 中学校3年程度 4,500円
4級 中学校2年程度 4,000円
5級 中学校1年程度
算数検定 6級 小学校6年程度 3,000円
7級 小学校5年程度
8級 小学校4年程度
9級 小学校3年程度 2,000円
(団体受験)
10級 小学校2年程度
11級 小学校1年程度
かず・かたち検定   2,500円

検定料は個人受験のもの。ただし、9~11級は団体受験のみのためその検定料。

各級によって出題数、検定時間が異なります。数学検定は1次、2次試験が有ります。その1次試験と算数検定は全問題の70%程度の正解で合格。2次試験は60%で合格です。

難易度の区切れは、算数検定と数学検定…、
オトナなんで、数学検定で行きましょう。とすると、目安が中学か、高校かですね。3級か、準2級かになります。

受験級の目安

過去問題が掲載されているので参照しましたが、
やっぱり数学なので、計算問題から始まっています。
数問ピックアップしたので、それぞれ試してみてください。

[準2級]
① 次の式を展開して計算しなさい
(x + y)2 – x(X + 2y)
② 次の式を因数分解しなさい
x2 -x -210
③ 次の方程式を解きなさい
x2 -2x -6 = 0

回答:① y2 ② (x + 14)(x – 15) ③ x = 1 ± √7

[3級]
① 5 + (-12) – (-4)
② √96 -√150 + √24
③ 0.2(14x – 8y) -0.3(15x – 7y)

回答:① -3 ② √6 ③-1.7x + 0.5y

2次試験は文章題で、準2級と3級では結構難易度が異なるように見えます。
ちょっと自信が有って、ちょっとウォーミングアップするなら、準2級からですかね。